○最初に

 この文章はアイドレスSystem4のテストルールを読んで風杜が考察したアイドレスの作成についての
ルール等について記述したものです。

アイドレスSystem4のシステム
┣○部品について
┣○アイドレスについて
┣○大部品について
┣○部品のデータについて
┣○課題について
┗○成功判定について

○部品について

・部品とはアイドレスSystem4におけるデータのこと。
・部品は名前と説明文(設定)から構成される。

【説明文の最低文字数について】
 説明文(設定)の文字数は50文字以上なければならない。

【汎用部品について】
 汎用部品として登録されたものは設定国民も使用する。
 ※使用されて困るものには使用制限を掛けるべきである。

○アイドレスについて

・アイドレスとはアイドレスSystem4におけるデータの集合体のこと。
 ※データは部品として定義されていることから、アイドレスは部品によって構成される。

【アイドレスに含まれる部品の個数について】
 1つのアイドレスに含まれる部品の数はいくつ含まれていてもよい。

【同一アイドレス内における同名の部品の禁止】
 1つのアイドレスに含まれる部品の中で同名の部品があってはいけない。
 名前が70%以上同じ部品は同名の部品とみなされる。

例: アドベンチャーランド(仮称)
   ┣冒険王ゆかりの剣
   ┗冒険王ゆかりの温泉

こういったアイドレスがあった場合、冒険王ゆかりの剣と冒険王ゆかりの温泉は
文字の一致率が70%以上となるため許されない。

【同一アイドレス内における同内容の説明文の部品の禁止】
 1つのアイドレスに含まれる部品の中で同内容の説明文の部品があってはいけない。
 内容が70%以上同じ部品は同内容の説明文の部品とみなされる。

例:
 アドベンチャーランド(仮称)
 ┣象徴の剣
 ┗温泉
 
部品:象徴の剣
未開の地を冒険して財を成し、冒険者を引退したあと一代で誰もが知る事業家と
なった冒険王が使っていたという剣。
 
部品:温泉
未開の地を冒険して財を成し、冒険者を引退したあと一代で誰もが知る事業家と
なった冒険王が見つけたとされる温泉。
 こういったアイドレスがあった場合、象徴の剣と温泉は文字の一致率が70%以上となるため許されない。

【部品の名前及び内容について】
 部品の名前や説明文はどんな内容であって大丈夫である。
 ただし、その名前や内容によっては爆発することがある。

〇大部品

 大部品とはアイドレスの部品として別のアイドレスそのものを使う場合に、
 使った別のアイドレスのことを指す。

【大部品内の部品について】
 同じアイドレス含まれる大部品同士で、その中に同じ部品が含まれていても他の部品と干渉しないので問題なく使える。
 ただし、設定上においても重複して含まれている部品が量産されていたり複数あったりしなければならない。

○部品のデータについて

 すべての部品は1のリアルデータを持ち、アイドレスは集合下にある全部品のリアルデータ合計を
 底1.5でLOGしたものを評価値として持つ。端数は切り捨てである。

 ただ、提出課題にそぐわない部品が多い場合、その分概算で評価は減らされる。
 戦闘に使うアイドレスにラーメンの食べ方などは必要ないし、その分のデータは使えないわけだ。

○課題について

 課題は課題内容と評価を持つ。課題内容に沿ったアイドレスを提出することで成功判定を行う。

【10%ルールについて】
 アイドレスに含まれる設定の方向性が要求された評価値の方向性と10%以上違っている場合、 そのアイドレスは提出できない。

○成功判定について

 提出したアイドレスの評価が課題の示す評価を上回ることができれば成功になる。

 この時、関連するイラストや音楽、動画などを提出でき。+6までの評価修正を得られる。(最低値:+1)
 イラストは超強力だが1アイドレスに対して1枚しかつけられず、再利用評価も低い。

○施設アイドレスに関するルール

施設ではいろいろな効果があるが、評価で効果範囲が決まる。
施設の規模の目安については下記の通り。

評価:効果範囲
 6:領土に影響
 9:自国全域に影響
12:片方の陣営に影響(帝國全域レベル/共和国全域レベルのいずれか一方の勢力)
15:帝國共和国全国に影響

○生産設備関係ルール

1.工場での量産可能範囲
  【工場の評価+5>作りたいアイテムの評価】までを工場で量産できる。
 例:工場の評価が5ならアイテム評価5+5の10まで作成できる。
2.工場での量産数
  【工場の評価+5−作るものの評価=量産評価】 量産評価をRDに換算した数が年間量産数となる。
3.工場の生産品目
  工場では1品目のみが作成でき、多品目の生産はできない。また、在庫は持たない。
  部隊編成時やアイドレス提出時は生産できていなければならない。
4.生産物について
  生産され、提出されたアイドレスは以後生産と関係なく使用できる。
  ただし、流用したりばらしたりすると再度生産からやり直しとなる。
5.民間工場
  民間工場で生産と指定されたものは設定国民も装備し始める。この時量産数は異様に増える。その量産数はモデル工場のアイドレスから人口比で割り出される。

○コンボとシフトルール

コンボとはある物事があってそれを解決するとき、別方向からのアプローチや支援によって簡単に解決すること。提出アイドレス大部品として付属させることで効果が発生する。
シフトとは評価値を直接上方修正(+1〜+5)することで、ありコンボによって起こる効果のこと。

1.同じ種別のものを出してもコンボにはならない。
2.コンボの最低値は1。最大は5(6もないわけではない)
3.コンボは最大5種類かかる
4.コンボする支援大部品が、コンボ対象(主力)の評価―4で【6以上の時】、+5評価される。以降評価差が大きくなるごとに―1する。最低は1。【6以上の時】の条件を満たさないコンボは+1修正どまりになる。
5.シフト最大は対象(主力)の評価と同じ値まで。

評価15の部隊をシフトする場合
評価11以上のシフト対象部隊がいることで(+5)
評価10  のシフト対象部隊がいることで(+4)
評価 9  のシフト対象部隊がいることで(+3)
評価 8  のシフト対象部隊がいることで(+2)
評価 7以下のシフト対象部隊がいることで(+1)

○アイドレス記述上での注意点・テクニックについて

【爆発が起きる記述法について】

 爆発が起きる記述法に【再帰】と【組織化】がある

【再帰】
再帰とは、あるものについて記述する際に、記述しているそれ自身への参照がその記述の中にあらわれることをいう。

例:
Bというアイドレスを流用したAというアイドレスがあり、
Bの部品にA1があり、Aの部品にもA1がある場合、
再帰関係にあると言える。

A(アイドレス)
-大部品:B
--部品:【A1】┓
--部品:A2  ┃
--部品:A3  ┣再帰関係
-部品:B1   ┃
-部品:【A1】 ┛

【組織化】
組織化とは、まとまりのない個々のものを一つの組織にまとめることをいう。

例:
Aという組織を記述する場合

A(組織)
-大部品:B
--部品:【B1】
--部品:B2  
--部品:B3  
-大部品:C
--部品:【B1】
--部品:C1  
--部品:C2  
-大部品:D
--部品:【B1】
--部品:D1  
--部品:D2  

組織化そのものは簡単に評価を上げることができる手段ですが、危険度は高くなる。
※皆が使える=敵や設定国民も使える

人の組織であればこのような組織化は許されるが、人以外で同じように作成したときに爆発が発生する。
※細胞、米粒、ロボット内部品など。

人の体
-大部品:腕
--部品:【細胞】
-大部品:脚
--部品:【細胞】

ロボット
-大部品:Aパーツ
--部品:【高精度ネジ】
-大部品:Bパーツ
--部品:【高精度ネジ】

といった感じである。

【流用について】
 流用とは使途が定まっているものを別の用途に使用することをいう。
つまりアイドレスという形で特定の用途として書き起こしたものを別のアイドレスの部品(つまり大部品のこと)として流用する、という形になる。

【部品の共有について】
 部品の共有は製作者の追跡がむずかしくなることから、推奨されていない。

【評価が高すぎると…】
 評価が高すぎると石化する可能性がある。
 様々な場合に対応できるようにした場合においては評価は高くなるが、石化リスクと10%ルール対応が難しくなる。

【複数仕様の記述】
たとえば複数用途に使えるアイテムがあるとして
○○仕様ではXXが〜
○○仕様では▲▲が〜
という記述方法をとることで、どちらの場合でも使用できるようになる。

これを応用することで物理域ごとに分けなくても一つの仕様でアイドレスを流用できるようになる。

【複数PCアイドレスの作成】
 方向性がバラバラな職業を持っている場合、一人のPCにまとめると10%ルールに引っかかる可能性が高い為、複数PCアイドレスを作っておくのが良い。

【威信値について】
・威信値はアイドレスの流用を行った際に流用元に与えられる。
・共同で作成した場合は双方が威信値を与えられる。
・戦争で活躍したり、経済発展したり、人口増えても威信値が増える。


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