燃料気化爆弾のバックアップ(No.12)

＜燃料気化爆弾＞ †

＃新記述
Ｌ：燃料気化爆弾　＝　｛
　ｔ：名称　＝　燃料気化爆弾（技術）
　ｔ：要点　＝　大型爆弾，それを見る人，取り付けた姿
　ｔ：周辺環境　＝　整備所
　ｔ：評価　＝　なし
　ｔ：特殊　＝　｛
　　＊燃料気化爆弾の技術カテゴリ　＝　，，，組織技術。
　　＊燃料気化爆弾の装備制限　＝　，，，輸送機もしくは白夜号、これに準じるサイズ以上の航空機に装備できる。
　　＊燃料気化爆弾の燃料消費　＝　，，，（装備１発につき）燃料－４０万ｔ。
　　＊燃料気化爆弾の遠距離戦闘行為補正　＝　遠距離戦闘行為，，条件発動，（対地攻撃としての遠距離での）攻撃、評価＋１７。
　　＊燃料気化爆弾の効果　＝　，，，この攻撃は周囲の民衆、部隊も巻き込む。
　｝
　ｔ：→次のアイドレス　＝　核兵器の開発（イベント），集束爆弾の開発?（イベント）
｝

＃旧記述
Ｌ：燃料気化爆弾　＝　｛
　ｔ：名称　＝　燃料気化爆弾（技術）
　ｔ：要点　＝　大型爆弾，それを見る人，取り付けた姿
　ｔ：周辺環境　＝　整備所
　ｔ：評価　＝　なし
　ｔ：特殊　＝　｛
　　＊燃料気化爆弾の技術カテゴリ　＝　組織技術として扱う。
　　＊燃料気化爆弾は輸送機もしくは白夜号、これに準じるサイズ以上の航空機に装備できる。
　　＊燃料気化爆弾は装備１発につき燃料４０万ｔを消費する。
　　＊燃料気化爆弾は対地攻撃としての遠距離攻撃時、遠距離攻撃評価＋１７する。
　　＊燃料気化爆弾は周囲の民衆、部隊も巻き込む。
　｝
　ｔ：→次のアイドレス　＝　核兵器の開発（イベント），集束爆弾の開発?（イベント）
｝

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解説 †

　Fuel-Air Explosive FAE。「貧者の核兵器」とも呼ばれる高威力爆弾。
　手りゅう弾やクラスター爆弾のような、「爆風で金属片等をまき散らす」という爆弾とは違い、「爆風で敵を倒す」爆弾のことを言う。
　TNT爆薬と違うのは、爆風が「長い間」「連続して」「全方位から」来るというところ。爆風の熱波はそれだけで人の命を奪うには十分な上、高熱による気圧の急激な変化でも人体に致命傷を与えうる。さらに、近辺の酸素を燃やしつくしてしまうため、直撃せずとも酸欠で人は死ぬ。(実際は酸欠ではなく、一酸化炭素中毒による窒息死であるらしいが、わかりやすくするためにここでは酸欠と表現する)
　核兵器よりも低威力だが、環境への被害も核兵器と比較すると少ないため、われわれの現代でも使われている兵器だが、それでも環境被害は確実に存在する。さらに、この兵器は使うべき場所を選ぶ兵器で、それを見誤ると味方、守るべき民を巻き込むことが考えられる。「人が絶対にいないところ」で、「環境への被害ができる限り少ないところ」に敵を誘い込む必要がある。安全な場所を探すために偵察、敵を誘うために陽動、とARを消費してしまうと考えるとなかなか使いどころの難しい兵器である。
　一発ごとに燃料を４０万ｔも消費する大飯ぐらい。編成したはいいが使わなかった、なんてことになったらさめざめ泣くしかないだろう。しかし、対地攻撃として遠距離攻撃評価に＋１７するという今まで見たことのない桁の評価修正をかけることができる。白夜号が装備でき、白夜号の特殊に対地攻撃として遠距離攻撃に評価修正＋９をかけることができるため、パイロットによっては遠距離評価４０を超える可能性も持つ。
　白夜号の遠距離評価がパイロット抜きで１０、それにパイロットの評価値を加える。仮に全評価１９のグラムリバーをパイロットにして、コパイロットは評価全て０のNPCを配置すると仮定する。このとき遠距離評価は特殊抜きで既に２４。これにグラムリバーの名パイロットの特殊で評価修正＋１、白夜号の特殊で評価修正＋９、そして燃料気化爆弾で＋１７、すべて総計して遠距離戦(対地)評価はなんと５１！
　驚くべきことに、白夜号はGMに存在を忘れられていたという不遇を全部なかったことにできるほどの評価値をたたき出すことができるのだ。
　ACEをパイロットとして呼ばずとも、普通のPCでも評価値４０台を出せることは間違いないので、この爆弾の存在で白夜号の復権は成ったと言って問題ないだろう。
（ハロルド・ロット　５/９　７/１６計算ミス修正）

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燃料気化爆弾 のバックアップ(No.12)